村田諒太の男気が凄い!次戦はWBAで再戦?WBC、WBOからオファーも!
2018/01/03
5月20日の行われたWBA世界ミドル級タイトルマッチでダウンを奪うなど終始優勢に試合を進めたロンドンオリンピック・金メダリスト村田諒太選手が1-2の判定でアッサン・エンダム選手に敗れてしまった件について。
「疑惑の判定」とのことで世界中で異論が巻き起こっています。
あの試合から数日経ちましたが未だ騒動は収まってはいません
そんな中、村田選手を取り巻く状況に少々進展があったようです。
■村田選手の男気が凄すぎる
今回の判定に関して村田選手本人は「結果は第三者が判断すること。僕が勝った負けたと言うべきではない。」と発言。
判定に対して疑惑の目を向ける周囲とは真逆の対応。
言い訳一つしない姿がまさにサムライです。
さらに試合後の自身のFacebookでは次のように語っていました。
エンダムと話してました。
大切なことは、2人がベストを尽くしたこと、日本に来てくれて感謝していると伝えました。
エンダムとエンダムのスタッフ達にも感謝いたします。
ありがとうございました。
村田諒太
なんという潔さ。
なんという男らしさ。
このコメントを見て判定に対し頭にきていた自分がとても小さく感じてしまいました。
今回の試合で村田選手のボクシングの技術のすばらしさを十分知ることができましたが、それ以上に人間性のすばらしさを見せられました。
益々応援したくなりましたね。
試合後、進退について明言を避けていた村田選手。
今後の動向が気になります。
■WBA会長が再戦要求
さて、今回の村田選手VSエンダム選手の判定について
試合翌日、WBAのメンドサ会長が自身のツイッターで「村田諒太、帝拳プロモーション、日本のファンにおわびしたい。」と語りジャッジについて謝罪。
自身の採点では117-110で村田選手が勝利していたとし、「タイトルマッチ委員会に再戦を要求する。」と語りました。
これに対し帝拳ジム・本田会長は「そんなに簡単な話ではない。」とし、「再戦はない。」と語っていました。
しかし後日、再戦について「選択の一つ。」と可能性を示唆しました。
ところが試合から4日が経過しているが現在のところWBAから再戦についての通達はない模様。
JBCからWBAへ抗議文を送ったそうですがどんな回答がくるのか注目です。
■WBC、WBOからもオファーが
今回の試合によりオリンピック金メダリスト、村田諒太選手の実力は改めて世界に知れ渡ったようです。
WBAからの再戦の話だけではなく、他団体のWBC,WBOからも「次はうちでやってくれ」とのオファーが届いてることを帝拳ジム・本田会長が明らかにしました。
WBCといえば現在の王者はGGGことゲンナジー・ゴロフキン選手。
WBC、IBF、WBAスーパー王者と3つのタイトルを保持しているスーパースターです。
相当な強敵ですがもし対戦が実現すればとんでもないビッグマッチとなります。
当然ながら米国でのメインイベントとなることでしょう。
この対戦、見たいですけどゴロフキン選手はちょっと強すぎますね、、、
こちらも強い相手には間違いありませんがWBO王者のビリー・ジョー・サンダース選手の方がタイトル獲得には現実味がありそうです。
但し、自国開催を強く望む王者なだけに敵地である英国に乗り込む覚悟が必要となるかもしれません。
いずれにしてもWBAでの再戦、WBC・WBOからのオファーと選択肢は広がりました。
村田選手が現役を続行するのであればもう一度世界挑戦するチャンスはやってくるでしょう。
村田選手!これからも応援します!