ボクシング、京口紘人!7・23プロ8戦目で世界初挑戦へ!
2018/01/03

7月23日(日)東京・大田区総合体育館で開催される「ダブル世界タイトルマッチ」でプロ8戦目にして世界のベルトに挑む京口紘人選手。
IBF世界同級王者ホセ・アルグメド選手(メキシコ)に挑戦します。
現在OPBF東洋太平洋ミニマム級王者でIBF世界同級9位の京口紘人選手は7戦全勝(6KO)無敗。
プロデビューからわずか1年3か月という異例の速さで世界のベルトに挑むボクシング界のホープ、京口紘人選手とはどんな選手なのでしょうか?
今回は7月23日に世界に挑む京口紘人選手について調べてみました。
■京口紘人選手のプロフィール
京口紘人
生年月日:1993年11月27日
出身地:大阪
スタイル:右ファイター
アマ戦績:66戦52勝(8KO)14敗
プロ戦績:7戦7勝(6KO)
アマ実績:
2014年国体優勝
2014年全日本選手権準優勝
プロ実績:
・OPBF東洋太平洋ミニマム級王座
お父さんが空手の師範をしている影響から3歳で空手を始めた京口選手。
12歳のときボクシングをしていたお兄さんに影響を受け自身も始めます。
辰吉丈一郎選手など世界チャンピオンを輩出した名門・大阪帝拳ジムに通います。
そして大阪商業大学にボクシングで推薦入学し、国体優勝、全日本選手権準優勝とアマのリングで活躍します。
その後、ワタナベジムからスカウトされ上京しプロデビュー。
6戦目でOPBF東洋太平洋ミニマム級王座を獲得し、現在は無傷の7連勝中と勢いに乗っています。
■王者ホセ・アルグメド選手ってどんな選手??
今回、京口紘人選手を迎え撃つチャンピオンのホセ・アルグメド選手とはどんな選手なのでしょうか?
ホセ・アルグメド
生年月日:1988年10月14日
出身地:メキシコ・ナヤリット州テピク
スタイル:右ボクサーファイター
プロ戦績:23戦19勝(11KO)3敗1分
プロ実績:
・CABOFEライトフライ級王座
・メキシコライトフライ級王座
・第22代IBF世界ミニマム級王座(防衛2)
2015年12月31日に、エディオンアリーナ大阪でIBF世界ミニマム級王者高山勝成選手へ挑戦しました。
試合はバッティングによる負傷判定で、9回終了時2-1(85-86、2者が87-84)の判定勝ちを収め王座獲得。
初防衛戦は同級15位の選手を相手に3-0(119-109、2者が118-110)と大差判定勝ち。
続く2度目の防衛戦は同級1位のホセ・アントニオ・ヒメネスと対戦し、3回1分22秒TKO勝ちを収めIBF世界ミニマム王座の2度目の防衛に成功しました。
高山選手からベルトを奪った試合はバッティングの影響もあり、少々ラッキーな勝利という印象もありました。
しかし、その後の防衛戦2戦は王者らしい強さを見せています。
高山戦でも見せていた思い切り振り回してくる右は威力十分。
そしてパンチを打ちながら突進してくる頭は非常に脅威です。
■京口選手の勝利の鍵は?
ここ2試合は圧倒的な強さを見せているチャンピオン。
しかし王座を獲得した試合では高山勝成選手のボディに相当苦しめられていたように見えます。
京口選手の勝利の鍵はこのボディにあるような気がします。
OPBF東洋太平洋タイトルマッチで強烈なボディブローで王者をマットに沈めた京口選手。
あのボディブローを見せることが出来れば世界のベルトに限りなく近づくことが出来るのではないでしょうか。
京口選手がチャンピオンになる可能性は十分に期待できると言えそうです。
7月23日が待ち遠しいですね!
ちなみにこの日のメインイベントは「つよかわいい」でお馴染みのWBA世界ライトフライ級王者、田口良一の6度目の防衛戦です。
勝てばWBO世界ライトフライ級王者の田中恒成選手との統一戦が現実味を帯びてくるだけにこちらの試合も要チェックですね!
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